平成27年5月吉日

農芸化学会関西支部会員の皆さま

拝啓

会員の皆さまにおかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます.この度,支部長ならびに副支部長,幹事が下記のように交代いたしましたので,ご挨拶とご報告を申し上げます.

大正13(1924)年7月1日に設立された日本農芸化学会は昨年90周年を迎えました.また,関西支部は同会の最初の支部として昭和9(1934)年5月20日に創立され,昨年 80周年記念大会を開催いたしました.京都大学楽友会館で開催された創立総会における第1回支部講演会以来,途絶えることなく開催されている支部例会は既に488回に達します.この間,世界恐慌や第2次世界大戦などの厳しい時代がありました.また,学園紛争などもございました.これらの困難にもかかわらず,支部活動が営まれてきたことは,永年にわたる多くの先達の並々ならぬ関西支部への熱意と努力の賜物であります.関西支部は年5回の支部活動を開催するとともに,独自に公募型事業を行うなど,全国にある7支部のなかでもっとも活動が活発な支部と存じます.新執行部では,これらの活動を継続するとともに,それぞれの事情に明るい2名の副支部長が産学の交流をさらに推進する体制を整備し,微力ながら,関西支部の発展に努力する所存です.皆さまの積極的なご参加をお願い申し上げます.

日本農芸化学会は会員数が10,000名に及ぶ大きな学会です.年次大会の参加者も5,000名を数え,発表分類も細分化されています.そのなかで,支部は研究領域,所属および世代のいずれにおいても横断的な交流が図れる場です.産官学のそれぞれから広い世代の会員が支部活動に参加いただくことにより,日本農芸化学会が掲げる「動物・植物・微生物の生命現象,生物が作る物質,食品と健康などを,主に化学的な考え方にもとづいて基礎から応用まで広く研究する学問分野」(パンフレット「農芸化学とは?」より)の発展が図れると存じます.支部例会や支部大会を積極的に活用していただければ幸いです.若手優秀発表賞や支部賛助企業特別賞を継続,充実させてまいります.そのために,より多くの企業の方に,関西支部の活動を理解していただき,支部活動に参与していただきますように,ご協力をお願いする次第です.

日本農芸化学会2017年度大会は関西支部がお世話することになり,2017年3月に京都で開催することが決まっております.参加者が5,000名に及ぶ大きな大会です.オール関西支部で準備にあたり,大会を成功に導きたく存じます.支部会員の皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます.

2年間,関西支部会員の皆さまとの絆を大切に,支部の運営を進めてまいります.支部のさらなる活性化と発展のため,皆さまの忌憚のないご意見などを執行部までお寄せいただければ幸いに存じます.何卒よろしくご支援とご鞭撻の程をお願い申し上げます.

                              

                                                                                                              

 敬具 

                        日本農芸化学会関西支部 支部長 安達修二